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拾い読み3書
山形拓也『一流の気くばり』,公方俊良『般若心経90の知恵』,筑紫哲也『ニュースキャスター』を神楽坂の「惰眠館」で拾い読みする。
『一流の…』は,編集者の仕事の半分は「気くばり」にあることがモットーの私としては気になる本。
『般若心経……』は,インドを旅行して以来,仏陀の生き方や考え方が気になっていたことで開いた。
仏陀が弟子に初めて教えを説いた「鹿野苑」の話があった。
インド/ベナレスのサルナートのことだ。
ガンジス河の沐浴場とあわせて,一生忘れられないところだ。
本にあった第21番目の知恵(?)「迷い,悩んでこそ悟りが開かれる」は救われる言葉だ。『ニュースキャスター』。
筑紫哲也の人生は私の夢物語だ。
ジャーナリストとして最高の生き方をしたと言えなくもない。
うらやましい。
私が日頃から感じていたテレビ・ジャーナリズムの軽薄さ・汚さ・非人間性をこの人も現場で痛感していた。
でもいつかはこの世を去る。
author:Tetsuo Kobayashi, category:読書, 23:53
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千客万来/頭が下がる
東京オフィス,千客万来。
理系のライター,マンガ家とその紹介者,10年前のエディットの元社員,クライアント,東京でDTP組版をお願いしている会社の社員も2社,それに「客」ではないが,名古屋から出張中の社員(きょうは1人だが,きのうは3人)。
室内は足の踏み場もない。
やはり「引っ越し」を決断して良かった。

版元から久しぶりに声がかかる。
いまの私の立場では決して嬉しいことではない。
クライアントから「ちょっと来い」と言われる場合,なにか問題が発生したか,お金の件で相談をしたいか,そんなところだ。
だいたい予感は的中する。
「編プロの社長業」として修羅場をくぐってきた。
でも慣れない。
人はだれも言わないが,繊細さにかけては業界で1,2を争う自分だ。
……と思っている。
久しぶりに苦しい思いをした。

夜は神田へ。
いまも業界のトップリーダーであるS氏を囲んだ教材系編プロの集まり。
77歳。
私よりも数倍の元気がある。
その秘密は何なのか。聞きそびれた。
業界のトップが末端の会に出ていただける。
それも最新の情報をわざわざコピーしていただいて……。
頭が下がる。
author:Tetsuo Kobayashi, category:仕事, 23:49
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神だのみ
東京オフィス「引っ越し」先を見学。
私は2度目。
契約はほとんど終了。
引っ越し先はいまのビルの1つ上階。
およそいまの2倍の広さ。
引っ越し日は12月16日(火)に決めた。
「大安」だ。
私は気にしないが,東京のスタッフが気にする……。
というのはウソ。
わりと大きなことを決断するとき,私はやはり「日より」を見る。
「神だのみ」をしてしまう。
神楽坂の毘沙門天,いつも素通りだが,「きょうもよろしく」と頭を下げる。

author:Tetsuo Kobayashi, category:仕事, 22:47
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人通りがない
きょうも最終の新幹線で東京へ。
神楽坂は真夜中。
空車のタクシーが列をなしてゆっくり坂を流れている。
ほとんど人通りがない。
落ち葉がめだつ。
でも街灯の明かりでまだ坂の広葉樹がきれい。
坂上の「惰眠館」に荷物を置いたあと,2日分の食糧を買いに近くのコンビニに。
午前1時を過ぎた時間なのにコンビニだけは人が多い。
author:Tetsuo Kobayashi, category:日録, 00:23
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答えを出す
ある版元の編集者が名古屋の事務所に来られた。
版元を辞めてフリーの編集者になったという。
その挨拶の来訪だ。
私への直接のアポはなかったが,ぜひ会いたいと思っていた。
よく知っている人。
3時間近く話をした。
版元はとてもよく知っている会社だ。
経営状態が悪いから辞めるわけではない。
自分の生き方として,いまの道を選択したようだ。
かつてフリーの経験が少しあるとしても,50歳を過ぎてからの新たな人生だ。
たぶんいろいろ考え,悩み,苦しんだと思う。
私も何度も経験した。
いま私の目の前だからそうなのかも知れないが,久しぶりに会う顔がとても明るく前向きであった。
すべてそうであるが,答えを出す前が辛い,とても辛い。
でも答えを出してしまえば,楽になる。とりあえず楽になる。
あとはその答えに向かって進むだけだ。
前に進むことができる。
彼とはまた東京で飲む約束をした。
author:Tetsuo Kobayashi, category:生き方, 20:41
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